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Client : —
Open : Feb 2018
Category : Laboratory, Studio, Lounge
Location : Tokyo
Project Management : 流石創造集団
Photo : DAISUKE SHIMA
_POINT OF DESIGN
某ラウンジのデザイン。
メインマテリアルには自然界にある土・木・鉄を設定。素材を切り替える際に用いる見切り材や開口枠など、施工における常識的な習慣を排除し、壁や床に使われる素材がダイレクトに隣り合わせる構成にすることで、各々が活きる雑味のない空間づくりを目指した。丁寧な仕上げにもこだわり、素材感のコントラストを最大限可視化させている。
キッチンを舞台として引き立たせるのは、彫刻のような土壁と焼杉の収納扉。窓から差し込む自然光が燻製着色したタモ材のフローリングを柔らかく照らし、欅のテーブルが空間に命を吹き込む。また、ソファやテーブルは用途に応じて可変するようモジュール設計を行っている。あらゆる食材を調和させて1品の料理をつくるような感覚で、多様なマテリアルをまとめ上げながら組み立てていった。